自分のにおいを客観的に知る方法はあるのでしょうか?

自分の体臭を知る方法

「餃子を食べましたね?」

他人に言われて初めて気づく自分のにおい。

なぜ自分で食べた物なのに、気付かないのでしょうか?

これには、鼻の構造が大きくかかわっています。

人は、鼻の嗅細胞で鼻から吸い込んだにおいを感知して、その刺激を脳に送ります。

この嗅細胞は、鼻の上部のわずか切手ほどの部分に約500万個が密集して、におい感知の役割を果たしています。

人は、鼻呼吸で吸い込むときに、空気がにおいといっしょに鼻腔の上部を通ります。

そして吐きだすときは、鼻腔の下部から息を吐きだしています。

そのため呼吸でにおいを感知するのは、息を吸い込むときにかぎられます。

通常の鼻呼吸のときに、自分の口の中の息を吸い込むことはしません。

ですから、口臭や胃の戻り臭などは、自分ではわからないのです。

さっき餃子を食べた場合は、口の中に残るにおいで、前日に鮫子を食べた場合は、胃の戻り臭などが考えられます。

こうしたにおいをチェックするためには、一度吐いた息を手でおおって、すぐに自分の鼻で吸い込む方法で、自分の息のにおいを確かめるしかないのです。

体臭も同様ですが、今度は慣れの問題も生じます。

いつも嗅いでいるにおいに対しては、鼻が慣れてしまいます。

慣れてしまった鼻でそのにおいを確かめる方法は、違うにおいを嗅いでリフレッシュさせることです。

それで再度嗅いでみて、自分の体臭を確認しましょう。

あとは自分の体の中でにおいが比較的強いと思われる所、例えばワキなどのにおいを嗅ぐと、体臭がわかりやすいです。

鼻には、3種類の機能があります。

①呼吸をする。

②においを嗅ぐ

③ラジエーター的役割

鼻は、とても脳に近い器官です。

このため呼吸を繰り返すことにより、鼻から吸い込んだ空気が、脳を温めたり冷やしたりして、脳の温度を調節しています。

最近、問題となっていることがあります。

それは、口呼吸する子供達の存在です。

彼らは鼻を使わず、口で呼吸をするため、常に「においがわかりにくい」状態になっているとうことです。

ここで重要なのが、味覚との関係です。

人が料理を食べる場合に、口の中に食べ物を入れると同時に、鼻からそのにおいが入ってきます。

そして舌の味蕾(みらい)で感じる味覚と揮然一体となって、「美味しい」という味わいになるのです。

そして咀嚼(そしゃく)した食べ物を飲み込むときは、一時息を止めた状態になります。

一方で、ラットやマウスの場合、口と鼻はつながっていません。

呼吸は鼻、食べるのは口、と完全分業状態で、決して交わりません。

そのためラットは、食べ物を飲み込むときも呼吸ができるのです。

ただしラットの味覚に、においの機微と食べ物の味わいが揮然一体となった旨味を感じる機能があるかどうかはわかっていません。

その代わりこのような構造であれば、食べ物をのどに詰まらせて窒息死、というような危険はありません。

しかし、味わいがわかる感覚器があるのと、窒息しない構造のどちらがいいのか、と単純に比較できる問題ではないのですよね。

味覚を感じるためには、鼻の機能が重要です。

風邪で鼻の詰まっているときは、なにを食べても美味しくないように、鼻をつまんで食事をすると、何を食べても味が無いようで美味しくありません。

このように嗅覚が発達しにくい状態だと、味覚がわかりにくく、腐った物を食べてお腹を壊すことや、先ほどのラジエーター機能が損なわれて脳の快適温度調節がうまくいかないために、何らかのトラブルが起きる可能性があります。

鼻呼吸の重要性を、鼻の機能面から理解浸透させる必要性が生じているのです。

人間にとってどちらの構造が好ましいでしょうか。

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