加齢臭、体臭、口臭など、人の出すにおいの種類と性質について

中高年の皆さん、加齢臭に気を使っていませんか?

人が持っている臭いにはいろいろあります。

加齢臭、口臭、体臭、足のにおい等々。

特に最近は、中高年男性の悩みとして加齢臭が大きく取り上げられています。加齢臭という臭いは、中高年の男性に特有の臭いと思われていますよね。

特に日本人は、清潔好きの民族と言われていて、臭いには特に敏感です。

加齢臭という言葉は、特にオヤジと呼ばれる中高年男性には、ひじょうに嫌な言葉として受け止められています。

若い女性から加齢臭がすると言われると、深く傷つけられると思います。

また、暑い夏には当然汗をかきますし、靴を長く履いていれば汗ばみます。

この汗や分泌物が原因で加齢臭が発生すると言われていますが、自分では具体的な対策をしていなのが現状ではないでしょか。

中高年男性の心が傷つかないようにするためにも、体から出るにおいについて、正しい知識や対策を身に付けたいものです。

最初に、においとは何なのか、辞典で調べると大きく分けて、2種類あることがわかります。

匂い(におい)と臭い(におい)、どちらも読み方は「におい」ですが、ここで取り上げる「におい」は「くさい」方の「臭い」です。

ですから「加齢臭、口臭、体臭」という表現は、その漢字からもわかるように「臭」、「くさい」部類の臭いと言っていいでしょう。

人は、誰でも家庭や職場で「くさい」とは言われたくないですよね。

ちなみに英語では「body odor」、「body odor of old people」などと表現されているようです。

ここでは、加齢臭、口臭、体臭について調査し、その対策について調べてみたいと思います。

加齢臭や体臭の現状は、どうなっているのでしょうか。

現代人は、においに敏感になっています。

日本には、相当前から「抗菌加工」した製品が定着しています。

通産省が「抗菌加工製品ガイドライン」を作るために、アンケート調査を行いました。

この調査によると「自分の口臭、体臭、加齢臭を常に気にしている」人は42%以上に上り、「太りすぎないよう毎日の食事には気をつかっている」人の38%より多いことがわかりました。

このアンケート調査からわかるように、現代人は清潔好きであり、特に臭いが無いこと又は少ないことが清潔であると思っている人が多く、清潔志向が進んでいるといった状況が判明しました。

現代人が加齢臭や口臭などを気にするのは、くさい=汚い、というイメージが作られ、不潔さを表す一要因として認識しているからではないでしょか。

現代人が臭いを気にするようになったのは、日本の社会全体から生活臭や体臭が少なくなり、その意識が薄れてきたからとも考えられます

昔あった汲み取り便所などは無くなり、家庭の独特の臭いも少なくなりました。

隣から漂ってくる夕飯のにおいなども無くなり、最近では、飲食店の餃子でさえ無臭のものが登場し、焼肉屋でも無煙の店舗が増えてきました。

また、口臭を無くすケア用品や胃の中の臭いも消す商品、サプリメントまで登場しています。

このように臭いを邪魔者扱いし、臭いを消すことに努力を傾注してきたことによって、社会全体が無臭化した結果、かえってある特有のにおいには過敏に反応するようになったと考えられます。

加齢臭、口臭、体臭はイコール不潔なのでしょうか?

日本人の清潔好きですが、最初からそうではなかったようです。

日本の高度成長期以前は、加齢臭や口臭を放っている人が多かったと思われます。

ですから、生活臭や体臭は人々の暮らしの中に溶け込んでいて、それが特別「不快」の対象にはならなかったのでしょう。

そこまで臭いを気にする余裕が無かったこともありますが、歳を取ればある種の臭いを発するものです。

汗をかけば汗臭いということが常識になっていた時代には、特段人々の臭いなどには気をとめていなかったはずです。

一方、現代人、特に若い人達は、生活臭が街中に満ちていた時代を経験していません。

このようなことから、体臭や加齢臭を嫌いになるのも仕方が無いと言えるかもしれません。

それが、現代では通常化しているので、仕事をする上で、多くの人達が、口臭を気にしています。

しかも口臭対策をする理由として、職場の同僚、上司、家庭では家族に不快感を与えたくないという理由が大半を占めています。

これは、口臭イコール「不快感」、「不潔」というイメージが定着しているからではないでしょうか。

ここで気を付けなくてはいけないのは、むやみに口臭や体臭を消してしまうと、病気のサインや体調の変化を知る方法を失うことにつながる可能性があります。

胃潰瘍や胃炎などでは、口臭に現れますし、最近では体臭を分析することにより、ガンの早期発見を行うことができるぐらいです。

普段から自分のにおい、体臭、口臭が分かっていれば、体の変調や病気を気付くこともできると思われます。

においをかぎ分ける嗅覚は、個人差が大きいようです。

人それぞれによって好きなにおい、嫌いなにおいがあります。そしてそれは、簡単に線引きできるものではありません。

しかも、においに対する反応はその人の置かれている生活環境、体調、精神状態によっても変化します。

また、良いにおいでも一定以上の濃度になると不快なにおいになるものもあります。

逆に不快なにおいでも濃度やにおいに対する慣れが続くと、良いにおいに変わることがあります。

外国に行くとものすごく濃い香水の方が多いですが、日本人にとってこれは不快とはいかなくても、強烈な刺激臭と感じることがあります。

また、人間の嗅覚には、「個人差が大きい」、「臭いに順応しやすい」という特徴があります。

この順応しやすいという傾向は、疲れやすいということと同じことで、嗅覚というのは疲れやすく、どのようなにおいにも素早く慣れてしまうと考えられています。

そのため、いやなにおいも最初は気になっても、ずっと同じにおいを嗅いでいるとそのうち気にならなくなってくるのは、人間の嗅覚がにおいに順応しやすいからです。

そして人間の嗅覚は、人種、性別、年齢、訓練などによっても差があります。

性別でいうと男性よりも女性の方が嗅覚は優れていると言われています。

特徴なのが、女性特有の生理中では、急に鈍くなることも知られています。

体調の具合によっても、嗅覚は変化していきます。風邪をひいて鼻が詰まっている時には、嗅覚が鈍くなります。

また、体の疲労度によっても嗅覚は変化します。通常、朝、起きた時が一番嗅覚が鋭く、夜になると低下していきます。特に空腹時には、嗅覚が鋭くなっています。

肉食動物が飢えて獲物を探している時は、嗅覚が最も鋭くなっている時です。

世界的に有名な植物学者、リンネがにおいを7つに分類しています。

その分類によると、快適な匂いと嫌な臭いの中間は、植物のニラの臭いと言われています。

また、世界中に約40万種類のにおい化合物があり、人間が快適なにおいと感じるのはそのうち20%と言われ、残りは不快臭又はどちらでもないというにおいだそうです。

このように人間の嗅覚には個人差があり、色々な要素が組み合わさって、これは良いにおい、嫌なにおいと判断がされるようです。

体臭やウンコなどの臭いでわかる体調の異常

排泄物(ウンコ)から体の不調がわかることがあります。

例えば以下のような臭いにはそれぞれ固有の原因があります。

・汗のアンモニア臭
全身の疲労、冷房による体調不良、腎臓の機能が低下、ミネラルなどが不足すると汗にアンモニアの臭いが混じることがあります。

・頭の脂(あぶら)のにおい
脂漏性(しろうせい)皮膚炎の疑いがある場合には、頭が脂(あぶら)臭くなることがあります。脂漏性皮膚炎は、真菌が原因で起きると言われています。

・便の腐敗臭
便秘が続き、腸の働きが低下すると腸内の異常発酵が進み、腐敗臭を放つ物質が生成されることがあります。

・尿の酸っぱいにおい
糖尿病などの場合は、甘酸っぱい尿の臭い、膀胱炎や尿道炎になると、尿のアンモニア臭がきつくなります。また、メープルシロップ尿症ではホップのような臭いがします。

・無理なダイエットによるダイエット臭
無理な食事制限のダイエットなどは、体内のエネルギー源である炭水化物やタンパク質が不足し、体は飢餓状態になります。この時、体の自己防衛本能で中性脂肪を燃やすため、汗と一緒に脂肪酸が放出されます。

また、汗のにおいに脂肪酸が混じった脂肪臭がすることがあります。このまま無理なダイエットを続けていると、脂肪臭からアンモニア臭、ケトン臭と変化し、体が異常をきたしていきます。

最後のケトン臭は、飢餓臭とも言われ体全体が危険な状態になっていきます。

このように人間の排泄物(ウンコ)や汗によるにおいによって、病気や体調の変化を知ることができます。

においによってわかる体調の変化、異常はとても重要なので、全てのにおいが良くないとは言い切れないのです。

口臭は、病気のサインと言われています。

我々の身近な口臭でも、病気のサインが現れることがよくあります。

いつもと違うにおいがすると感じたら、体の不調が疑われます。例えば以下のようなにおいには、それぞれ固有の原因があります。

・リンゴの腐ったような甘酸っぱいにおい
甘くて酸っぱいような臭いがする時は、糖尿病が疑われます。また無理なダイエットをすると、甘酸っぱい臭いがすることがあります。

・卵の腐ったようなにおい
これは胃腸の病気(胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など)にかかっていると、卵の腐ったような臭いがします。食べ物の消化不良のため異常発酵し、臭いの物質が血液に乗って肺に送られ、口臭や呼気になって臭いを放ちます。

・アンモニア臭
アンモニア特有の鼻をつくツンとしたような臭いは、腎機能低下や尿毒素が疑われます。

・肉の腐ったようなにおい
歯槽膿漏、口内炎、歯肉炎などロの中の病気や、鼻やのどの病気(蓄膿症、鼻炎、扁桃腺炎など)、呼吸器系の病気(肺炎、気管支炎など)の病気が疑われます。

・カビ臭、ネズミ臭
慢性肝炎などの肝機能の低下があると、カビ臭い臭いがすると言われています。肝機能に障害があると、本来肝臓で分解されるはずの臭いの物質が分解されず、口臭としてあらわれるようになります。

自分のにおいは、自分では感じにくいようですね。

自分の口臭や体から出しているにおいは、自分ではわかりにくいものです。これは、結構難しいことだとと思います。

例をあげると口臭なども「しっかり歯磨きした後なので大丈夫だろう」と思っていても、他人から口臭を指摘される場合があります。

例えば、他人の家にお邪魔した時に、その家庭特有のにおいを感じることはありませんか?

自分の体臭に関してはそれと同じで、自分の家にも特有のにおいがあり、普段はまったく気にはなりません。

しかし、他人が自分の家を訪ねて来た時などは、特有のにおいを感じているのです。

ですから、自分の発しているにおいは、自分では感じなくても他人からははっきりと感じることができるのです。

これは自分の発するにおいに嗅覚が慣れてしまっていて、においに関する嗅覚回路が不快ではないと形成されているからです。

これは嗅覚をコントロールする脳が、常に発せられている自分のにおいを消してしまっていることが大きな要因です。

ただし、この脳の働きは正常なものであり、自分のにおいが消されず、毎日自分のにおいを嗅いでいる状態だと、不快なにおいであれば、脳が拒絶するからです。

これは音に関しても同じようなことが言えます。例えば、電車の中の騒音中でも眠ることができます。

しかし、録音機などで電車の中の音を録音するとものすごい雑音が混じっています。これは、我々の脳が必要の無い音を自動的に遮断し、自分に必要な音だけを取り出しているからです。

つまりにおいも同じように、人間の脳がフィルターの役目をし、必要の無いにおいを消しているのです。

脳の消している情報を別の形にして記録したり、蓄積することにより本来のにおいや音を確認することができるのです。

自分のにおいを気付かないのは、脳がそのにおいをブロックしているからです。自分のにおいを確認するためには、自分のにおいを何かに付着させて自分で嗅いでみればわかります。

人間の出すにおいの種類は、7種類あります。

いろいろな薬品メーカーの製品を調べてみても、加齢臭を予防することに特化した製品はまだまだ出回っていません。

人間の出すにおいが多すぎて、それに特化する製品を開発するのに時間がかかっているからです。

しかし、薬品メーカーなどの研究では、人間の臭いをある程度分類分けをしています。

その研究結果によると人間の出すにおいは、おおよそ次の7種類に分けられるそうです。

・酸っぱいにおい
・脂(あぶら)っぽいにおい
・生臭いにおい
・湿っぽいにおい
・ほこりっぽいにおい
・スパイシーなクミンのにおい(クミンとはカレーで使うスパイスのことです。)
・その他のにおい

例えば、脇の下のにおいは、「酸っぱいにおい」と「脂っぽいにおい」と「スパイシーなクミンのにおい」の混じったものとなるそうです。

しかし、加齢臭はこれら7種のにおいの混合ではなく、単純に「脂っぽいにおい」だけになるそうです。

30歳代の加齢臭は、古くなった食用脂のようなにおい、 40歳代は脂臭くて青臭いにおい又は古い整髪料ポマードのようなにおいとなるようです。

特に40歳代のにおいはその力は強く、しぶといという性質もあるようです。

加齢臭は、単に脂っぽいと言うものではなく、持続力や攻撃力を持った、強力なにおいとして認識しておいた方がよさそうです。

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