体の場所によって異なるにおいと香水の使い方について

人には特有のにおいが存在します。

人間の特有のにおいは、新陳代謝により、またさまざまな生命維持活動により生じます。

そのにおいとは、人の部位別、体臭区分は、汗腺により4箇所、それ以外に1箇所です。

人は合計で、5箇所のにおいに分けられているのです。

全身にある汗腺や環境条件によって、発するにおいは違います。

汗腺から発するにおい

汗腺からのにおいは、ほぼ全身にある体温調節機能をもつエクリン腺と、ワキや局部など毛が生えている部分に集中しています。

体臭の元になる分泌物を出すアポクリン腺、そして皮膚や髪を保護するために皮脂をだす皮脂腺があります。

汗をかいたときの汗くさいにおいは、エクリン腺からでる99.5%の水と塩分でできています。

その汗がさらっとすぐに蒸発すれば、塩っぽいにおいがします。

しかし、だらだらとかいた汗で、塩分も高くどろどろした汗の場合、皮膚上に長く残り、皮膚上の細菌によって分解され、汗くさいにおいの元になります。

頭髪部のにおい

頭髪部分は、もっとも皮脂腺が集中しているところです。

皮脂腺は皮脂という脂成分の分泌物で肌表面を保護し、細菌の体内への浸入を阻止する働きがあります。

しかしその一方で、長く留まると肌表面の微生物に分解され、においの元になります。

脇や局部のにおい

アポクリン腺は、脇や局部など毛がある部分に集中して存在し、ミネラルやホルモンの分泌を行います。

特別臭を持つ足のにおい

汗腺が集中していて蒸れやすいという環境下に置かれた足裏は、特別のにおいが生じます。

つける人によって香水の香り方が違うのはなぜでしょうか?

香水は、付ける人によって香り方が違います。

これは付ける部分と、つけ方や、その人の体温によって大きく違いが生じます。

香水はさまざまな香料を組み合わせて(調合して)作られています。

そして、揮発性の強い香りから早く香るという性質があります。

調合は全体的な香りとともに、揮発性や香りが長持ちする粘着性の強い性質の香りと組み合わせて、香りが持続するように設計されています。

濃度によって香水は分類されます。

パルファンと呼ばれる香水の濃度が、15~20%、アルコールは75~80%、蒸留水は0~5%、持続時間は、約7時間です。

それよりも薄いオー・デ・パルファンは、濃度が10~15%、アルコールは80%、蒸留水は5~10%、持続時間は約5時間です。

さらに薄いオー・デ・トワレは、濃度が5~10%、アルコールは90%以上、蒸留水は14~15%、持続時間は約3~4時間です。

オー・デ・コロンは、濃度が2~5%、アルコールは90%以上、蒸留水は5~10%、持続時間は約1~2時間と言われています。

香水をつける場所と持続時間

各香水の特質と持続時間は非常に重要です。

そして香水を付ける場所については、早く香らせたいときは上半身。

ゆっくり香らせたいときは、下半身と分けてつけます。

香りは、下から上へ昇る性質があるのでこのようにします。

下半身に付けると下から香りが立ち昇ってくるため、おだやかに香らせることができます。

また、香水が体温によって温められて揮発します。

人の肌の上での変化から、すぐに強く香らせたい場合は手首や首筋に付けます。

ひじの裏などの体温が高いところ、血流が感じられる部分につけると早く香ります。

ただし強く香りすぎる場合もあるので、きつい香水の場合はつける量に注意が必要です。

これと反対に、さりげなく香らせるには足首です。

ここは体温が低いせいもあり、おだやかな香りが長時間持続するようです。

また、ひざの裏や太ももの内側・おなか・腰などはつけても香りが強くなりすぎず、ここは無難な部位と言えるでしょう。

香水をつける場所について

つけ方は、濃度が濃いパルファンなどは、1~2カ所、状況に合わせて肌に塗布します。

オー・デ・コロンなどは、もう少し拡散させてつけてもかまわないようです。

香りが強いのが気になるヒトは、体温よりも温度が低い服の裏につけたり、コットンなどに吹きつけてからサッと肌に押さえるというつけ方だと、自然に香るでしょう。

ワキなどにつけると体温も高いですし、ワキのにおいが抑えられると考えがちです。

しかし、汗をかきやすいところは、反対に汗で流されてしまい、香水の香る持続時間が短くなります。

また、個人の体臭により、香水の香り方も違います。

その香りが体臭とがミックスして、芳香をかもしだすようであればかまいませんが、逆になると効果が半減します。

調香師のように喚ぎ分ける熟練の技に自信がある方は、試してみるのも面白いですが、その技術に自信が無ければ、無難な部分につけるほうが良いでしょう。

香水を服につける時の注意事項

服につけるときの注意ですが、直射日光などが当たる所は避けるようにしましょう。

香水をつけた部分が、シミになる可能性があります。

また、夏場に屋外でつける場合にも、においでハチなどが寄ってくる場合もまれにありますので、注意が必要です。

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