消臭剤を使うとにおいをどこまで消臭できるのでしょうか。

消臭スプレーを使って出来る消臭とは?

消臭スプレー(スプレー式の消臭剤)は、空気中に存在するにおいの元を別の香りで包み込む(マスキングする)ことで消臭を実現しています。

消臭剤にジャスミンやレモンなどの香りがついている場合は、室内の空気中にあるにおいを包み込んで隠し、ジャスミンやレモンなどの芳香を漂わせるという仕組みです。

また最近では、無臭の植物性素材でにおい物質を包み込み、臭わなくする方法も含まれています。

これはスプレーで消臭剤を吹き付けることで、空中にあるにおいをつかまえる、能動的な作用から即効性が期待できます。

しかし、においが無くなるというわけではありません

配置型の脱臭剤の作用これは、活性炭や備長炭などの多孔質の物質ににおいを吸着させて、空気中のにおいの粒子を無くすことで無臭化します。

しかし、これは空中のにおいが落ちてくることを待っている状態なので、冷蔵庫や靴箱などの限られた空間では効果を早めに発揮できますが、普通の部屋に広がった煙やにおいなどには、比較的時間がかかるといえます。

ただにおいを吸着するので、根本的な無臭化が可能と言われています。

活性炭を使った無臭状態

無臭空気を実験によって作る時も、活性炭による脱臭剤は活躍します。

活性炭や備長炭、シリカゲルや蒸留水に何度も空気をくぐらせて脱臭し、無臭空気を作るのです。

この作業は、大変な手間と労力を必要とする一方で、実験には欠かせないものなので、手抜きができません。

脱臭剤の一つ、活性炭は、18世紀、砂糖を作る過程での脱色剤として使用されていたものです。

19世紀になり、粒状活性炭が塩素ガスなど、毒性ガスの吸着剤として主に化学工業生産分野に広がりました。

その後、空気清浄や脱臭剤として、活性炭は工場から発展し、世界中で家庭用のにおい消しに使われるようになりました。

活性炭というものは、炭素もしくは、炭素を含む物質を炭化又は多孔状になるように活性化を施したものです。

その脱臭メカニズムは、さまざまな化学物質と結びついて、それを表面にくっつけてしまう強い吸着力があることです。

活性炭の無数の穴はグラムで2,000平方メートルにもおよぶ表面積があります。

この穴は非常に細い管で、外の物を吸い込もうとする毛細管現象が起こります。

こうして活性炭の中ににおい分子が吸い込まれると、穴の内部の表面にその分子が吸着され脱臭効果を発揮するのです。

また普通の炭を脱臭剤として使う場合は、脱臭製品と違い、その脱臭効果を再生できるというメリットがあります。

備長炭の消臭力は結構高いのです。

特に脱臭力が高いといわれるのが備長炭です。

これらを冷蔵庫などに入れて脱臭効果が落ちてきたら、5~10分間煮沸し、2~3日乾燥させると、また元通りの脱臭能力が期待できます。

こんなに強力な脱臭剤があっても、消したいにおいの強度によって脱臭時間と脱臭回数が左右されます。

なかなか消えないにおいの代表格は何でしょう。

いやなにおいの代表格である汗臭い動物臭のイソ吉草酸や靴下の蒸れたにおいである酪酸は、10畳ほどの実験室に数滴落としただけで強烈な刺激臭が充満します。

すぐに活性炭などの脱臭剤を大量に使用し、アルコールで何回も拭き取っても、このにおいはなかなか消えません。

換気扇を回しても、外やほかの部屋にまで広がるという弊害もでてしまう強烈さです。

このにおい攻撃は、消えるまでに約1週間はかかると言われています。

もちろんにおいが消えない間は、ほかのにおいの実験はできません。

このように残留しやすいにおいは、揮発性が乏しく、吸着性が高いという特徴があります。

ほかの残留しやすい特徴的なにおいとして、ヨノンという物質があります。

長く残る性質から、香りがすぐに消えてしまっては困る香水や化粧品に応用されています。

歯医者の消毒液のにおいの主成分である、オイゲノール(歯科では、ユージノールといいます。)も残留しやすいニオイのひとつです。

道ですれ違った人に消毒薬のようなにおいがすると、「おやっ、歯医者さんのにおい」と思ったことはないでしょうか?

このように仕事以外の休日でもわかるほど、においが強く残る物質です。

微生物による消臭作用

化学反応で別の物質に変化させることや、微生物に作用させて消臭するという仕組みがあります。

光触媒反応は、酸化チタンの抗酸化反応を利用して、微生物や細菌を分解し、消滅させていく反応です。

あらかじめにおいを避けたいものに吹き付けたり、付着させておく方法で、建物の外壁や内壁などに塗布しておき、においのほかにも日焼けや汚れを防ぎます。

観葉植物や家電などに塗布しておき、タバコの煙やペット臭などを避けるものもあります。

微生物分解反応は、柿渋のタンニンの化学反応と少し違って、微生物がアンモニアなどの悪臭のもとを分解してにおいを消す方法です。

ゴミ箱やペットのトイレなどに吹き付けておくと、におい物質を分解してにおいの根元を断ちます。

これらは、環境にもやさしいエコな消臭方法です。

消したいにおいに応じて、使い分けるといいでしょう。

柿渋タンニンによる化学作用で加齢臭は消せます。

タンニンは、抗酸化・抗菌作用がある物質で、ポリフェノールの一種です。

お茶のタンニン、大豆のイソフラボンなどもポリフェルールです。

柿渋タンニンは、におい成分の分子を吸着することでにおいを消しています。

柿渋の消臭作用は、消臭スプレーや香水の様に一時的、表面的ににおいをマスキングするものではありません。

体臭、加齢臭、汗臭のような嫌なにおいを根本から科学的に分解するので、消臭作用が強くそして長く持続します。

その仕組みは、加齢臭の元、ノネナールの悪臭成分と柿タンニンに含まれるフェノール性水酸基とが化学的に結合し、中和状態となって、最終的にポリフェノール付加化合物に変化することで無臭となるわけです。

また、柿渋タンニンには、酸化を防止する作用もあり、イソ吉草酸、酢酸、アンモニアの悪臭を大幅に削減する働きもあります。

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