口臭治療の予約から治療までを一から解説します。

口臭治療の流れについて。

事前審査:生活習慣、食生活習慣、口臭発生状況の調査

口臭治療を開始する受診する1~2週間前から自分で記録を取り提出します。

この記録により、口臭発生の背景となっている生活習慣や飲食物の内容などを調査します。

また自分の口臭発生状況や、どのような不安を持っているかを確認します。

予約・問診

あらかじめ予約を行います。そして、事前審査の状況などから医療面接を行い、口臭の発生状況、どのような時に口臭が発生するのか、病歴などを確認します。

ここで必要なら更に検査が必要な場合もあります。

検査内容としては、口腔内検査を始め、唾液検査、ガス検査、尿検査、自律検査の分析、ストレス度分析、血管の状態検査、心拍間変位度分析検査などを行います。

心拍間変位度分析と何でしょう。

口臭の発生に関係する自律神経の異常を検査する方法が、心拍間変異度分析検査です。

この検査によって、自律神経系の分析・ストレス分析が行えます。

この検査は、口臭に対する不安などから口腔生理機能の役割をはたす自律神経系の働きに影響がないかなど、ストレスに関する精密な検査です。

口臭を気にするあまり、自律神経が異常になり、唾液を飲み込む、舌を動かすなどの機能が緩慢になったり低下したりすることがあるからです。

極度な口臭に対する不安など心理的ストレスが継続した場合、この自律神経系のバランスが病的にアンバランスになり、そのため、病気でもないのに不安のために生理的口臭が起こりやすくなっていまうことがあります。

これは、口臭症が口臭不安が問題になったり、メンタル面のストレスが問題になったりするので、その人がストレスに対してどの程度の抵抗性があるのか、また、現在どの程度、精神的、身体的なストレスを受けているかなどを高度に分析して治療前後での評価を行うための検査でもあります。

自律神経系には、緊急時に対応する交感神経系と、リラックスした安静状態に作動する副交感神経があります。

健康な人は、両神経系のバランスが取れていることから、無意識のうちに健康が維持できるわけです。

生活習慣の改善にも役立つ末梢血液循環検査

この検査によって血液循環(末梢血液循環)を濃密に分析できます。これは、心臓の機能の状態を心電図の代わりに解析ができると同時に、血管の状態(老化度、血管の弾力性、心肺機能の状態)がモニターできます。

この検査で疑いが分かれば、循環器系の検査を行います。

この検査と合わせて、事前調査の生活習慣や飲食生活習慣と照合して、口臭に関連した生活習慣、飲食生活習慣の改善のための指導に役立つというわけです。

歯科的精密検査と耳鼻科的検査でわかること。

歯科的な精密検査では歯周病の精密検査や虫歯チェック、歯石の付着状況やその他の歯科的な問題について検査します。

舌は視診によって、漢方的な診断、内科的な診断、耳鼻科的な診断を行います。

また、同時に口腔及び舌粘膜診断で下のコンディションなども診断します。

舌の状態は、口臭の発生や身体の状況が反映されているため、ひじょうに重要な診断です。

引き続き、鼻腔及び咽頭について視診を行い、耳鼻科的に問題がないか確認します。

内科的検査の必要性

内科的な検査として尿検査と尿の臭気も検査します。

尿検査や下の健康状態によって糖尿病、その他の代謝性疾患などとの関係を調べます。

また、尿の臭気と呼気はほぼ一致することがわかっている重要な検査になります。

ここで必要に応じ、関連する内科に精密検査を依頼することがあるので、内科的検査が必要ななのです。

呼気に含まれる水素ガスは腸内から来る?

腸内ガス検査(呼気中水素ガス・メタンガス測定)及びCO2ガス濃度検査も行います。

ロから吐き出される呼気には、血液中の代謝産物が呼吸によって肺に排出される以外に腸の血管から吸収された腸内ガスが含まれています。

呼気に含まれるガスのうち水素ガスは腸内から由来するガスで、腸の状態をモニターする基準として、消化器系内科などでは検査が行われるようになってきています。

普段は、おならとして排出されるガスが排出されない場合、ガスは腸内で吸収され、水素ガスやメタンガスに変化し、呼気と一緒に排出されます。

このガスはにおいを持ちません。

この時の水素ガス濃度を測定することにより、腸管の疾患の予備的な診断や腸の活動状況などの診断のために行います。

呼気に含まれるメタンガスについては、研究中でもあり、その因果関係がはっきりとはしていません。

メタンガスは肉食中心の欧米人には排出する人が多く、肉食を控えている人は少ないことがわかっているので、呼気中のメタンガス濃度を測ることで、ある程度、その人の食生活がわかる場合があります。

一酸化炭素(CO)の検査

喫煙者は、一日に吸うたばこの本数に比例して呼気の一酸化濃度が高くなります。

そのため、呼気中のCO濃度を調べることによって、その人の喫煙状況がわかります。

呼気中のCO濃度が高ければ高いほど口臭のリスクは高まります。

非喫煙者でもCO濃度が高い場合があります。

その場合は、家族や職場環境に喫煙者がいる場合で、その場合もリスクが上がります。

心拍間変異度分析からわかる口臭の原因

心拍間変異分析は、自律神経系の分析、ストレスの分析を行います。

この検査は、口臭に対する不安などから、口腔整理機能を使う自律神経系の働きに影響があるなど、ストレスに関する精密検査です。

口臭不安を続けると自律神経系を介して、普段なら無意識にできるはずの、唾液を飲み込む、舌を動かすなどの機能が緩慢になったり、低下したりすることがあるからです。

口臭治療検査のまとめ

口臭治療には、以上のような複雑な検査を実施して、その原因をつきとめていきます。

口臭衛生、治療は加齢臭の原因調査と同じように体全体の健康診断をするのと同じです。

においの根源を調べて、治療するということは、体全体のケアが必要になるということでしょう。

>>口臭対策の具体的な方法と内臓疾患による口臭の記事はこちら

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